京都ハンナリーズ観戦記(天皇杯:石川、富山戦)
2019年11月30日、12月1日に行われた天皇杯。
京都ハンナリーズはというとまず30日の石川戦。オーバータイムの末になんとか82対79で勝ち切れました。マブンガもサイモンも欠場する中、日本人選手のみでよくやったといいたいところではあるけれど、
石川って調べるとb3のチームでして。
かつシーズン4勝14敗のチームと知って
正直「なんだかな~」という気持ちになりました。
ただ、kjが圧巻の30点越え、太地の勝負所での臆せずシュートに行く姿勢、永吉の当たり負けしないディフェンスは良かったと思います。
そして、本日12月1日。大黒柱マブンガは戻ってきてサイモンは欠場のまんまでガチの富山グラウジーズ戦。
こちらの試合もまさかのオーバータイムとなり、結果として惜しくも負けてはしまいました。
が、かなり収穫はあったのではないかと思います。
ひとつは、中村太地の連日の20点オーバー。得点能力の高さというより、シュートを狙う積極性がいいなと思う。このまま成長を続けていくとものすごい選手に成長しそう。将来的にはハンナリーズを飛び出して、アルバルクや千葉ジェッツという国内の強豪チームに移るのではなく、直で海外リーグに飛び出すような選手になってほしい。
そして、鶴田選手の20分出場。結構今日の試合は実りあるものになったんじゃないかなと思う。何より、オフェンスリバウンドを取りに行こうとしていることがよかった。控えの選手がやらなきゃいけないことはこういうことっていうことを体現してくれた気がする。そして、第4クォーター勝負頃でのブロックショット。ディフェンス面でのセンスを感じた。もっと鶴田選手は使っていった方がいいと思う。かなり伸びしろを感じる。シュートも結構うまくてサウスポーってところもいい。あとは、同じ大型のサウスポーである新潟の鵜沢選手みたいに3Pを身に着けるとかなりやっかいな選手になれると思う。
玉木選手も鶴田選手の活躍を刺激として、未だベールに包まれ続けているポテンシャルをそろそろ今シーズン脱いで頂きたいところではある。
まだ、ハンナリーズはマブンガ、サイモンの両外国籍選手への依存度が半端ないチームではあるけれど、活きのいい若手が台頭しつつある。うまく彼らをゲームで使っていって、成長を促していって欲しい!
今シーズンはなんとかプレイオフに進んでもらって、マブンガ・サイモンの爆発で優勝ってことをまだ信じてますよ!私は!そのためにも今はチームの底上げを!
GO!京都!ハンナリーズ!